塙 美由貴 Miyuki Hanawa
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医師一族の家庭に生まれ、身近にいる大人は全て医師という環境でしたので、医師をもっとも身近な職業として幼少期を過ごしていましたので、ごく自然に医師になりました。
愛知医科大学卒業後、同大学に勤務しましたが、精神分析を理解できる医師が周囲に一人もいなかったことから、自由に研究時間の持てる開業医の道を選び、日本を代表する精神分析医である小此木啓吾に師事しました。
精神分析は精神科医の非常識と言われるほど、専門とする医師の少ない分野です。
小此木先生に連れられて世界中の国際学会に参加し、第一級の研究者と直に触れる機会を与えられたことは、今思い返すと、宝物のような貴重な経験でした。
1990年代から精神科の新しい薬が次々と発売され、薬の価格も数十倍に跳ね上がり、
精神医療は薬物治療中心に大きくシフトしていきましたが、精神科の薬物中心医療への移行に疑問を感じていた頃、2008年、オーソモレキュラー療法と出会います。
オーソモレキュラー療法とは、分子レベルで細胞の栄養素のバランスを整えることで病気を予防し、治療しようとするもので、ノーベル賞を2度受賞したライナスポーリング博士が1960年代に提唱し、日本には1984年に導入された、新しい概念ですが、
実践してみると、人の生化学的な機能に沿ったきわめて合理的な治療法で、驚くほど治療効果の高いことが分かりました。
オーソモレキュラー療法もまた、医学の傍流です。
実践する医師はまだまだ少数派ですが、薬だけではとうていなしえない、生活の質を改善できる素晴らしい治療法と信じて、実践しています。
精神分析は精神科医の非常識、オーソモレキュラー医学は医学の非常識
ダブル非常識なのですが、ダブル非常識の医師は世界的に見ても数人しかいないと聞いています。
精神分析で私より優秀な医師はたくさんいます。
オーソモレキュラー療法で私より優秀な医師もいます。
しかし両方理解出来る人は、ほぼいません。
医学の主流からは大きく外れた傍流ですが、非常識な傍流にこそ真実があるという信念を持って、患者さんを治療しています。
保有資格
精神保健指定医、精神神経学会認定専門医・指導医、日本精神分析学会認定精神療法医、認定産業医、認定スポーツ医
経歴
学歴
- 愛知医科大学卒業